リューンの世界に住む人たちの話

さて!!!まだまだリューン懐古厨してるから記憶薄れかけてるけど!自由気ままな書いていくヨ〜!!今回はキャラクターごとに……書いて……いきたいけど……全員かけないかもしれん悲しいぴえん😢

 

 

 

リューン・フロー(藤原丈一郎)

この物語は彼のお話だなぁ。よくある、と言ったら失礼だけど、主人公が冒険を通して成長していくお話。とはいえ、もちろん大橋とW主演なのはわかっているし、フローが成長するにはダイの存在、そしてあの約束が必要不可欠であるので、やっぱりフロー1人が主人公とは言いきれないのかなぁ?わかりませんけど。

 

私、フローのこと正直好きになれなかったなぁ。なんて言ったって、怖いもんこの人。「身を呈してでも」、って15歳が使う言葉じゃないよね。しかも、あんな清々しい笑顔で。身を呈す、の意味知ってる?ってくらいの笑顔。それだけじゃなく、ダイを救うために

「僕がリューン・ダイを殺してくる」

と言えてしまう所。助ける方法がないと知ってから、一呼吸でこれが言えてしまうなんて怖い以外なくない?本当にほかの選択肢はなかった?選択肢なんて考えていないような僅かな時間だったよね?あの一呼吸の時間で、幼なじみで、同郷で唯一の生き残りで、兄弟のように10年共に育ってきたダイを自分の手で殺すと言えてしまう。それが最善策であると信じて疑わないかのように。

たたらではドルデンの魔剣を手に入れるために足と右手はだめだから、なんて言いながら左手をあたかも普通に差し出せてしまえるし。本当に怖い。

ダナトリア様の

「自分の行動を理解していない蜂」

は本当に的を得ているなぁ、て感じ。

TLを見ているとファンルンがサイコパスだった、って言っている人が沢山いたけど、あの世界、あの舞台の上で最もサイコパスなのは間違いなくこの人だと。

 

 

 

リューン・ダイ(大橋和也)

この世界の中で最も平和を愛し、周りの人を愛し、それらを守りたかった人。故に、滅びの剣を手にしてしまった人。

 

ダイは悲しいほどに平和を愛してたよね。そして周りの人が傷つくのを恐れてたように見えた。新月戦争から前に進み、元気に振る舞いつつ、確実に心にはその傷を負ったままだった。フローはPTSDだなぁと観客全員思うくらいに1幕でその傷跡を露呈していたけど、この人だって忘れられてないし、悲しいことにその感情が憎しみへと変わってしまった人。

「フロー、覚えてるだろ?こいつだ、こいつが俺達の里を!」

そう叫んだ時、ダイの目はいろんな感情がぐちゃぐちゃになってて、それでもダナトリアから目を離せなくて、「殺してやる!」と、滅びの剣を抜いてしまう。15歳の少年があそこまでの憎悪、嫌悪を感じ、いつもの人格をも変えてしまうほどの戦争、そしてその戦争が産んでしまう戦争孤児、戦争孤児の傷の大きさをダイを通して見た気がした。あんなにも平和なルトフの里に10年もいて、あれだけ優しさに触れていても、拭いきることはできないのが悲しい。

「約束したよな!?俺がもし、道を誤ったときは!」

の顔、観客と彼の間に1枚の幕があったけれど、忘れられないなぁ。ダイはとても背伸びをした15歳だなって思えるから、まだ愛着湧いた。道を誤ってしまったし、罪を犯してしまったけれど、愛される人だよね。

 

 

 

ダイス/ガンドラ王(ダイヤモンドユカイ)

ダイス先生もしんどい。あんまりこの人中心でストーリーを追うことは出来なかったけれど、ダイにガンドラ王の役を悪役だ、と言われてしまったのは辛かったなぁ。あと、後を絶えない、弟子入り志望者。弟子入り志望者が口々に滅びの剣やらファランディーアの泉やら言ってきてたとしたら、どんな気持ちだったのかな。でもこの話はダイス先生の心の問題によって起きた大惨事。

ダイを救うために身を差し出したフローを庇って死んだ、と言えば聞こえがいいけれど、フローの旅のすべてはダイを身を呈して守ることだったのにそれもさせず、やっと死ねる、と死んでいくのはなんとも自分勝手なのでは?と思ってしまったりはした。どうしてくれるの?自分のせいでダイス先生を殺してしまった、ってフローとダイがずっと背負って行かなければならないんだよ?15歳には重すぎるんじゃないか?ただでさえ、戦争孤児で多大な物を背負って生きているのに、って思ってるからあんまりダイス先生も好きじゃないてへぺろ

 

 

 

エルカ(浜崎香帆)

光。彼女は本当に圧倒的に光。そう信じているし、そうであってほしい。

「調和の3はエルカの事だ」ってフローが言っているけれど、本当にそう。彼女がいなければきっとフローもダイもルトフの里で生きていれないだろうし、この旅だって上手くは行かなかったと思う。バランサーって言うのかな、誰と居ても真ん中で、ニコニコしていて、すごく強い。でも、やっぱり少し弱い女の子。

ダイとフローのラストシーン、悔しそうな、悲しそうな、でも見ないわけないは行かない、でも見れない、のあのエルカが1番美しかったなぁ。ライトが沢山当たっているわけでもなく、セリフがある訳でもない。でも確実にあのシーンにはエルカが必要だった。本当に目が離せなかった。そんな舞台の端でそんな悲しい葛藤をしているなんて、初演では気付かなかったなぁ。悔しい、見たかった。

「フローに何をしたの!どうして声が出ないの!!」

のエルカもかっこよかった。ファンルンは刃物を持っているのに。どうしたらそんなにかっこいい女になれるんだろうか?仲間の心配をしてあんなに怖い顔できるなんて。なんて優しい女の子なの?大好きだよエルカ幸せになってくれ

 

 

 

ファンルン(溝口琢矢)

いや言いたいことはたくさんある笑

初演のファンルンはどうしてこうひねくれてしまったのかが透けて見えたし、故に感情を注ぎやすかった。故に悲しいかな私は初演のファンルンのが好きなんだよな。

今回は舞台の頭の方からサイコパス感が溢れ出てて、ほぉ、って感じだったね!演出を変えた理由が知りたい。

初演では本当に途中の旅ではフローとエルカ、ファンルンが調和の3のように見えていたし、どんでん返しって感じだったから、再演ではいけー!って言っちゃったり時々こいつ……?って思う観客も多かっただろうなと。

逆に言えば、初演では急にひっくり返されてそのまま急速で死んでいってしまったので、再演では伏線がわかり易かったからこそ観客が置いてかれなかったのかな!あれ!いつの間にか演出の話してるねこわい!

再演ファンルン自体は良くも悪くもスパイ、って感じ。結局彼は死んでしまうけれど、彼の死を悼んでくれる人がいたらいいなぁ……?言ったらかんけど崇人くんしか勝たん

 

さ!基本的なメインメンバー書き終えて、また3000字目前!って感じなんで一旦、ここで!

いつになったら書き終わるのかな!わろた!